せっかく作った宇宙船模型、箱に戻してしまうのはもったいないです。飾り方次第で、完成品の見え方が大きく変わります。この記事では、田中 誠一宅と店頭で試してきた展示方法を5つ紹介します。スペースシャトルからサターンVまで、サイズ別のアイデアも含めています。

完成した宇宙船模型の飾り方、5つのアイデア

1. 棚に置くだけでも角度が大事

宇宙船模型を棚に置く場合、正面から見るだけでなく、斜め45度から見たときの印象も考えて角度を決めます。スペースシャトルは機首を少し上に向けると「上昇中」の雰囲気が出ます。台座なしで置く場合は、100円ショップのアクリルスタンドを使うと安定します。

2. ジオラマ台座で「場面」を作る

発射台や宇宙空間を模した台座を作ると、模型の世界観が広がります。発射台はスチレンボードと木材で作れます。宇宙空間の台座は、黒く塗ったMDF板に星を白い絵の具でスポンジで叩いて表現するだけで、それらしくなります。台座の制作方法は「宇宙模型の夜」でも定期的に取り上げています。

3. サターンVは縦置きか横置きか

1/96スケールのサターンVは完成すると全高約110cmになります。縦置きする場合は、転倒防止のため台座に固定することを強くおすすめします。横置きにする場合は、ランナーの余りを加工したサポートを2〜3箇所に置くと、機体に負担がかかりません。

4. UVカットケースで劣化を防ぐ

完成品は紫外線で塗膜が黄ばみます。特に白い機体(スペースシャトル、サターンV)は数年で変色が目立ちます。アクリルケースにUVカットフィルムを貼るか、最初からUVカット仕様のケースを使うことをおすすめします。ニトリやカインズで手に入るアクリルケースに、ホームセンターのUVカットフィルムを貼る方法が費用対効果が高いです。

5. 壁掛け展示という選択肢

スペースシャトルは壁掛けにすると「飛行中」の雰囲気が出ます。機体の重心位置にネジ穴を開け、壁のフックに引っかける方法が一般的です。ただし、改造になるため、完成品制作代行でお受けした作品には行いません。自作品の場合は、制作段階で壁掛け用のネジ穴を仕込んでおくと後から楽です。

飾り方に正解はありません。自分が一番「かっこいい」と思う見せ方を探すのも、模型の楽しさの一部です。完成品ギャラリーも参考にしてみてください。